キウイフルーツ
◆キウイフルーツの歴史
キウイフルーツ(マタタビ科)は、国産とニュージーランド産の産地リレーにより1年中食べることが出来る健康果実です。原産地は中国・揚子江周辺で当時は解熱剤などの漢方薬として利用されていました。1905年ニュージーランドの植物学者J.マクレガー氏によりニュージーランドに種が持ち込まれ、1924年にはヘイワード・ライト氏によって皆様に馴染みが深いヘイワード種(グリーンキウイ)が誕生しました。日本では1960年代に、ニュージーランドから苗が輸入され、日本キウイフルーツ協会(日本アグリプロモートの起源)の生産普及活動を通じ、九州や四国を手始めに、北限は福島県辺りまで産地が拡大しています。他にも時期により、チリ産、アメリカ産、韓国産などが輸入されています。国産はグリーンキウイやレインボーレッド、黄色系キウイなど多くの品種が栽培されています。ニュージーランド産はグリーンキウイとサンゴールドキウイ、さらに新品種ルビーレッドキウイの輸入も始まりました。
★日本アグリプロモートでは、国産とニュージーランド産のリレーにより、年間を通してキウイの販売を行っています。
◆キウイの名前
画像はニュージーランドの固有種で、国鳥でもあるキウイバードです。森林などに生息し夜行性で飛ぶことが出来ません。この丸い体系と茶色い毛で覆われている姿が、グリーンキウイに似ているため、キウイと呼ばれるようになりました。